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アメリカ無痛分娩日記
by Snufkin 国際結婚で、日本からアメリカへ移住した日本人女性の、アメリカ無痛分娩出産日記。 Snufはあっという間に2人目の出産も同じ無痛分娩で終えました。 掲示板に時々出没中〜 |
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妊娠が発覚したら海外在住の日本女性は、どちらの国で出産するか考えると思う。 |
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か弱いイメージのないこんな私でも、つわりがあった。
妊娠6週目くらいから症状が出てきて、その時には既に妊娠をしていることは判明していた。 テレビドラマで、”うっ”ってなって洗面所にかけこんで自分の顔を鏡で覗き込み、 はっと気づくというのは遅いのではないかと思う。 もうその頃には生理もかなり遅れているはずで、気付けよ〜ってカンジ。 きっとかなり生理不順な人かなんかに違いない。 今はE.P.T.テスト(early pregnancy test)でおしっこをじょ〜っとかけて簡単に検査できる。 99%正確とテレビでも宣伝してるし便利な世の中になったものだ。 とにかくつわりの時期は、非常にけだるい。 いくらでも寝ていられ、匂いに敏感になり偏食になる。 つわりは英語でmorning sicknessというが、私の場合はevening sicknessだった。 朝昼は食べ物を口にすることができたが、夕食は殆ど受け付けなかった。 あの頃は炭水化物漬けだった。 朝はトースト、昼はそうめん。狂ったように毎日そうめん。 たまに無性にフライドポテトが食べたくなり、近所のバーガーキングでハンバーガーの匂いにうっとなりながら、 ポテトだけ(本当にポテトだけという勇気がなく、ジュースも頼んでしまう。)注文したものだ。 夕食を作る勢いもない日は夫が作ってくれたのだが、 一口食べて「えっえっえっくすきゅーずみー」とお手洗いに駆け込むこと3度。 夫はかなり気を悪くしていたに違いない。 後から考えると3度ともポーク料理で、どうやらポークの匂いがだめだったようだ。 ピザのCMのとろけるチーズを見るだけで、ううっとなった。 あの時ほど、日本食が恋しくなったことはない。 夫が何度か日本食レストランに連れていってくれた。 夫の頼む豪華なセットメニューを横目で見ながら食べられるものは麺類。 しかし、或る日、好物のざるそばにまでうっと来てしまった折には我ながら驚いた。 約6週間の苦しみだったが、水も受け付けずに点滴を受けたとか、 入院したなどの話を聞くと、私のつわりは序の口だったのだと思う。 つわりが終わると、パワー全開、食べまくり妊婦に変身したのです。 |
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臨月に入っていっそうお腹が大きくなってきた。そんなお腹を抱え、
買い物をしていると、ちょろちょろ〜と何だか股から水が漏れているような・・・。 いやん、私ったら尿漏れ? 妊婦になってからくしゃみでちびっと漏れるってことがあったので、 そんな状態かと思い、何事もなかったふりをして買い物続行。 次に本屋に行って立ち読み(こっちは座り読み)し、 最後にスーパーに行った折にズボンがかなり濡れてきたのでお手洗いに行くと、 見慣れない色のものが・・・。もしかしてこれって破水?? 破水って、どばーっと水が出るものと思い込んでいたのだが、私のはちょろちょろ型だったようだ。 それでもレジを済ませて、慌てて帰宅。 駐車場で日本人の友達に出会う。 状態を話すと、それって破水ちゃうの〜? やっぱりそうか。(ちなみに彼女は出産経験なし) 早速産院に電話すると、破水かどうか調べるから今すぐ来てくださいと指示され、 職場の夫にも電話して産院で落ち合うことに。自分で運転して行った。(しかも高速道路) 産院でガウンに着替えるとき、既に水がジョーと漏れてきたので、 |
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4.分娩室にて |
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お待ちかねの麻酔医(男性)が紙芝居のおじさんのごとくカタカタとワゴンを押してやって来た。 ちょびっと痛かったが、陣痛の痛みに比べたら何のことはなかった。 情けない事に、うたた寝以外何をしていたか覚えていないのだが、 また極楽極楽〜と思っていたら、しばらくして突然体に異変が・・・。 |
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6.そして出産!
分娩室には「お産の体勢いろいろ」の写真が張ってあった。(なぜかモデルはアジア人の女性) よくある基本形や、二人に肩をかつがれるような体勢で出産などなど5種類くらい載っていたような気がする。 希望があるかどうか聞かれたかは記憶にないが、どうやらスナフは基本形でいくらしい。 それまで寝ていたベッドの足元の部分から、両足を置く器具が出てきてそこに開いた足を乗せる。 右膝は夫、左膝はナースが押さえてくれ、スナフは両手で太腿の裏側を自分の方に引き寄せるという体勢。 (分かります?) 麻酔がきいており本人は陣痛が来たことが分からないので(ありがたい〜) ナースが陣痛測定器(と名づけてみた)の数値を見ながらいきむタイミングを教えてくれる。 そういえば、アメリカで出産することに対して誰もが言葉の不安があるが、 「いきむって英語でなんと言うのかしら?」ひねった単語があるのかと思いきやただの「プッシュ」である。 確かに医療用語は難しいものが多く、検診の前には予習していったりしたが、 分娩に関しては、数字が10まで数えられて「プッシュ」を知っていれば、 還暦を越えたスナフ母でも何とかなりそうだ。
さて、陣痛測定器の数値を見てナースがプッシュ〜と指令する。 何度プッシュしただろうか。 「あ、頭が見えてきたわ!髪の毛は黒よ。」 鏡を見るとそういえば黒い物体が見えてきた。 |
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